副業

すぐに副業ダブルワークをスタートすべき3つの理由

 

こんにちは、しゅうです。

従業員100人にも満たない小企業で一応部長という役職をいただきながら、いくつかの複業(副業)も行っています。

会社に勤めながら、サラリーマンをしながら、なにかしら複業(副業)をしている人は増えてきているようですが、なかなか「私、副業やってますよ」って堂々と言っている人には、まだ会ったことがありません・・・。

私も会社や周りには全然言ってませんし(汗)。

まだ全体の雰囲気的には堂々と言えるような感じではないようですね。

ただ、今までの時代と違ってこれからは本当にいろいろなことが変わっていくように思います。

フィンテックに代表される新たな技術革新の波は、人の働き方を根本から変えるかもしれないです。

このような時代背景のなか、今回は、すぐに副業をスタートすべき3つの理由について述べたいと思います。

 

①日本という国の未来

「働き方改革」という言葉を最近はよく目にします。

厚生労働省は平成30年1月に「モデル就業規則」を改定して、副業・兼業のガイドラインをはじめて示しました。

以前の「モデル就業規則」には、

「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」

という文言がありました。

もともと職業選択の自由の観点から「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」は法的には何も効力はないものでした。

ですが、厚生労働省の「就業規則はこれを真似して作ってね」というただのガイドラインだったのですが、会社側からするととても都合の良い文言でした。

この文言があったために「副業なんかしたら会社を辞めてもらうから」と言えました。

 

今回の改定ではこの「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」という文言が削除され、新たに

「労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる」

という規定が追加されました。

 

もうひとつ、年金支給年齢が60歳→65歳と徐々に伸びていっていることです。

支給年齢を高くすれば、それだけ総支給額を減らすことができると考えているように思います。

そして、「先々の年金制度とかは破綻する可能性があるので、自分の年金は自分で確保してね」

「そのためには、給料の他に副業で稼いでね」

と暗に伝えてきているように、私は思っています。

 

②会社の業績が悪くなると最初に経費削減されるところは人件費、それでもだめなら会社っていきなりあっけなく終了する

以前お世話になった会社は、若い、とても勢いのある会社でした。
営業マンもどんどん増え売り上げも右肩上がり、事業所もどんどん増えていき同業他社からも一目置かれている状況でした。

が、法規制が強化されて今までと同じような営業手法が使えなくなりました。

もともと営業マンの歩合も高かったのですが、低くしないと会社が回らなくなるため当然歩合を下げていきます。

歩合がよく給料がたくさんもらえるということで営業マンを採用していた部分もあったので、歩合が下がるとどんどん営業マンが減っていきました。

ある日突然、社長から「3か月後ぐらいをめどに、会社を縮小する予定です。」と。

「はあ??」

 

幸い、次に新しい職場を見つけることはできましたが、私自身

「一寸先は闇 会社はいきなりすぐに音もなくつぶれる」

ということを経験済みです。

また、大企業のリストラは相変わらずニュースになっていますし、入ることができれば安泰といわれていた大銀行も大幅に新卒採用を減らすようです。

フィンテックの波がとても響いてきているようです。

 

③「ゼロからイチ」を生み出すことができるようになる

 

あなたが会社員の場合、サラリーマンをしながら「ゼロからイチ」を生み出したことはありますか?

営業マンが新規で大口顧客を取ってくること、

新しい事業所を開設する責任者で動いたこと、

資金繰り改善のために銀行からの融資を取り付けた、・・・

これらのことはあなた自身で進めることができ、あなた自身の成績になったかもしれませんが、バックにはあなたの働いている「会社」があったのでうまくいっています。

本当の意味で自分の力だけで「ゼロからイチ」を生み出したことのある人はほとんどいないと思います。

会社以外で自分自身で何かをはじめ、そのはじめたことでほんの少しでも収入を得ることができれば、それはあなた自身の力で「ゼロからイチ」を生み出したことになります。

私が行っている複業のひとつに、リユース物販(個人リサイクルショップのようなもの)があるのですが、最初は何もかも全部自分で動きました。
取り扱った商品が初めてヤフオクで売れた時は本当にうれしかったです。

「自分自身で稼ぐことができる!」と思った瞬間です。

 

今回のまとめ

① 日本の未来を考えるとあなた自身(私もです)の未来がちょっとやばいかも、年金はもらえなくなるかもしれないという現実が見えてきています。

② どんな大きな会社でも潰れることもあるし、どれだけ頑張って働いていても肩をたたかれることもあります。

③ 「ゼロからイチ」を自分自身で生み出すことができるようになります。

 

もし始められるのでしたら、なんでもいいと思います。世の中の仕事の数だけ複業(副業)があります。

できれば会社でしていることとは違うことをすれば、あなた自身の幅が広がってそれがいずれあなたの収入に跳ね返ってくると思います。

 

参考にしていただけると有り難いです。