投資というものは、株でもFXでも仮想通貨でも、基本的に上がるか下がるかのどちらかです。
確率でいえばやみくもにエントリーしたとしても、50%の勝率になるはずです。
しかし、証券会社の顧客データから見える勝率は10~20%だと聞いたことがあります。
なぜこのようなことになるのかというと、フラットな気持ちでその対象をみていないからです。
たとえば、
①借金があるのでそれを返済するために、あるいは借金をして投資を始める
そもそもマイナススタートなので、無意識に根拠のない強気モードに入って、勝てると勘違いしがち
②一攫千金を狙って、投資資金を全額突っ込む
資金管理的におかしいのですがおかしいと思わないので、同じく強気モードの投機に向かってしまう
自分のルールでのエントリーポイントが出てきたのでエントリーしたが、自分の思った方向と逆に進んでしまった・・・。
フラットな気持ちで見ることができていたら、自分のルールで決めていた損切りポイントで損切りできるはずです。
が、上記のような状況で見ていると、
「いや、反転してまた元に戻ってくるかもしれないから」と、自分のルールを簡単に破ってしまいます。
でも戻ってこずに損がどんどん増えていきます(経験済みです)。
昔の私でしたら
「いや、この負けを取り戻さないとあかんから」
と、より一層違う目線が強くなり無駄なトレードをしてしまっていたと思います(経験済みです)。
あなたも私も、本来の目的は「投資で資金を増やす」ということだと思います。
が、フラットに見ることができずに熱くなってしまうと、「ただトレードをする」という無駄な行動を行ってしまいがちです。
フラットな気持ちで投資に向き合うためには、投資資金は余剰資金で、しかも無くなってもいいお金でスタートすることが大事です。
余剰資金ではなく、生活資金の一部を使って始めると、その生活資金がなくなるという痛い目にあいますよ。
(これも恥ずかしながら経験者です)
①株、FX、仮想通貨等の投資に向き合うときは、常にフラットな気持ちで。
②投資に使うお金は生活資金ではなく、無くなってもいい余剰資金で。