サラリーマン

10000人に1人のスペシャリストになるには?

 

 

「その分野のプロ」とは何人に一人?

以前に「1万時間の法則」について書きました。
その分野で一流になる方法

1万時間かければその分野でのプロ・スペシャリストになれる、という内容でした。

では、そもそも「その分野のプロ」とは何人に一人でしょうか?

声優になれるのは目指した人の100人にひとりぐらい、という話を何かで見た記憶があります。

プロ野球選手になるには、高校球児の550人にひとりのようです。
(オールアバウト:「イチローは何人に一人の天才か」という記事より)
こちらは少しハードルが高いですね。

周りの人100人の中で一番になれれば、「その分野のプロ」といってもいいかと思います。

ということは、まずは、あなたの周り100人の中で「このことは私が一番!」といえるプロを目指すべきです。

 

この分野では誰よりも一番

私の場合、中小企業での会計総務業務全般は大体一人で行えます。

税務申告は会計事務所の業務なのでそちらへ依頼していますが、その前の段階の決算整理処理を行って法人税計算前の所得計算はできます。

給与計算や年末調整についても、最終まで処理できます。

当然ですが、会社でこの分野では誰よりも一番だと思っていますし、スペシャリストとしてそれなりの給与をいただいています。

今までは100人に一人でも十分だったかもしれません。

このまま定年まで頑張れば、老後は年金で何とか生活できたかもしれません。

 

これからの人口減少時代では?

(総務省HPより引用)

ただ、これからの人口減少時代では、それだけでは老後まで考えると、難しい時代になりそうな予想です。

未来の年表2という河合雅司氏が書かれた本に、「老後資金が貯まらず、貧乏定年が増大」という予測も書かれています。

年金支給額のカットと支給年齢の上昇に親の介護が重なるので、働いているときよりも貧乏な老後になる可能性があるという内容です。

私が定年を迎えるころにはもしかしたら、年金制度は破綻しているかもしれません。

自分の老後資金は自分で確保しておかないといけない、と真剣に考えています。

 

100人×100人=10,000人に一人

そのためにも、これからの時代はひとつの道だけでなく、別の道でも1万時間の法則でプロになる必要があるのではないかと考えています。

そうすると、100人×100人=10,000人に一人になれるはずです。

収入は確実に増えています。

 

また、もう一つ別の道で1万時間の法則を使ってプロになれば、10,000人×100人=100万人に一人になれるはずです。

私は数年以内に、本業のほかに行っているリユース物販や投資等の複業(副業)に関することで100人に一人になる予定です。

そうなれば本業×複業=10,000人に一人になるので、そうなるための歩みを淡々と進めていきます。

あなたもやっていて楽しいこと、好きなことで100人に一人、10,000人に一人を目指していただけたらと思います。

 

今回のまとめ

1.周りの人100人の中で一番になれれば、「その分野のプロ」といってもいい
2.でも、これからの人口減少時代では、100人に一人でも貧乏定年になる可能性が・・・
3.老後資金を確保するためにも、10,000人に一人になる必要が

 

いつもお読みいただき有難うございます。