「トレードで目標設定してもなかなかその通りに進みません。というか損切りでマイナスになることのほうが多いです・・・」
ですが、ただ「儲かればいいな」だけ考えてフワッとトレードをしてもダメなので、いったん仮の目標設定を立てて、トレードを進めながら修正していくべきかと思います。
今回は、仮の目標設定を立てるうえで重要な考え方である「複利」について書いていきます。
今回の記事の内容
・複利とは?
・複利運用を活かした目標設定の仕方
・2021年2月第1週の成績
この記事を書いている私は、平日はサラリーマンをしながら帰宅後の20時頃から物販作業の合間にトレードに参加しています。
昨年2020年は、少しずつですがFXトレードで利益を積み上げることができ、年間トータル39.9%のプラスでした。
複利とは?
相対性理論や相対性宇宙論を提唱した物理学者アインシュタインが、「複利は人類による最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う」と言っています。
複利とは、例えば預金をしたときに利息が付きますが、預金していた元金に利息が上乗せされて(元金+利息)、元金+利息に対してまた利息が付いていくというものです。
1期間での金利が10%の条件で100万円を複利運用した場合
1期目 100万円×10%=10万円 → 元金110万円
2期目 110万円×10%=11万円 → 元金121万円
3期目 121万円×10%=12.1万円 → 元金133.1万円
このように、元金に利息が上乗せされたものに次の利息が付いていくというものです。
例えば、最初は小さな雪だるまを転がしていけば、だんだん大きくなっていくイメージでしょうか。
簡単にいえば、このような仕組みを活用してトレード資金を増やしていこうというものです。
複利を活かした目標設定の仕方
例えば、
証拠金(元金)10万円スタート
月20日のトレード
毎日1%の複利運用
これを1年間続けることができれば、資金はどれだけ増えているのかというと・・・
証拠金10万円×レバレッジ25倍(YJFXの場合)=250万円分の取引ができます。
ポンド円142円ならMAX17600まで発注可能な数量になります。
資金管理の一環で、半分の数量8500でのエントリーで12pips利確できれば約1000円=1%
資金の増加とともに発注可能数量も増えていきます。
下の表をご確認ください。
複利で積み上げていけば、1年後には約121万円=約12倍!になっています。
グラフで見てみるとわかりやすいですね。
あとは12pipsは取れそうなところを過去検証してルール化し、それを毎日ひたすら守って繰り返していきます。
これは利確、損切りの勝率等も含めて、1日1~3回程度のエントリーを想定しています。
私の場合、現状このくらいのペースが一番進めやすいので。
FX会社によってはレバレッジがもっと大きいところもあるので、そういうところでは逆に1回あたりの獲得pipsを減らしても、資金は増やしていけると思います。
ポンド円などは12pipsすぐに動くし簡単に取れそうですが、ルール通りに進めようとしても、勝率やRR比率が目標通りにいかずに次の壁が出てくるのですが・・・
ここでPDCAサイクルを活用していくべきです。
それまでのトレードをC(チェック)して、そもそもルールを守っていなければルール通りにエントリーすることを考え、A(アジャスト・調整)したうえで次のPとDに活かしていくことが大事ですね。
・トレードでは複利のパワーを利用して元金を増やしていく
・毎日コツコツと複利で1%積み上げていけば、1年後には資金が12倍になる!
2021年2月第1週の成績
今週の結果
3勝 32.0pips 5,878円 @ 10.7pips 1,959円
2敗 -7.9pips -1,583円 @ -4.0pips -792円
5回 24.1pips 4,295円
勝率 60.0%
リスクリワード比率 2.7(pips) 2.48(円)
今月のトータル
3勝 32.0pips 5,878円 @ 10.7pips 1,959円
2敗 -7.9pips -1,583円 @ -4.0pips -792円
5回 24.1pips 4,295円
勝率 60.0%
リスクリワード比率 2.7(pips) 2.48(円)
月初資金残高 402,589円 + 100,000円資金追加 =502,589円のスタート
現時点資金残高 506,884円 今月増加 1.1%
毎日1%の目標には到達していませんが、それに少しでも近づけるようにPDCAのCとAを欠かさず行っていこうと思います。
日々のトレードはツイッターで発信していますので、フォローしてみていただけると有り難いです。
2021年もルール通りにトレードをして、コツコツと利益を積み上げていきます。