あなたは、今の会社の就業規則は見たことありますでしょうか?
結構な割合で、見たことがないっていう人が多いみたいです。
そんなに見る機会もないでしょうし、分からないことがあれば、総務の人に聞けばすぐ教えてくれるので。
私も聞かれたらすぐに答えていましたが、最近は「就業規則見てみて。」ってまずは言うようにしています。
就業規則は、常時10人以上社員を雇うことになれば、必ず作成して労働基準監督署に届け出しないといけません。
ほとんどの会社には、あるはずです。
(あるはずなのに無いっていう会社はブラック?)
「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」というような内容のことが書かれていると思います。
私がいる会社にも書かれています。
今までの多くの会社が副業を認めていないと思います。
その理由として、
「会社の仕事がおろそかになる」
「企業秘密が出ていく恐れがある」
「競業禁止・利益相反」等々があります。
会社と同じ業種の別の会社で働いたり、副業をしていることで遅刻や欠勤が増え会社の勤務状態がとても悪くなれば、わかった時には当然、罰を受けないといけなくなると思います。
逆に言えば、
あなたが求められている会社の仕事をしっかりとこなし、
会社の業種とは全く関係のないことを、
勤務時間外で、
会社に迷惑はかけずに、
副業を行うことはOKということです。
元々あなたが今の会社に入ったのは、その会社でしたいことがあったか、あなたのできることが求められて、だと思います。
様々な理由でやめたいと思うこともあるかもしれません。
大抵、上司にはムカつく人が多いし、部下がついてもなかなか言うことを聞かなかったり・・・。
でも、所属している間は会社をうまく利用するべきだと思います。
つかず離れず どっぷりはまらなくてもいいと思います。
そのうえで、会社にいるときは・・・
・ひたむきさ
自分に与えられた仕事を実直にこなす 自分の意見を述べるときは全ての要求に100%応えてから
・誠実さ
約束を守る やる気のないことについて軽率に口にしない
・奥深さ
仕事とは関係のない自分の世界を持つ
もし会社を辞める時も味方になってくれる
(小林正観さんの「ありがとうの神様」P269より)
私もこの3点は意識しながら会社の仕事をしています。
働いて給料は貰っていたので、絶対服従、従順までいかずとも最低限の感謝はしたほうがいいと思います。
その上で、自分自身の価値をあげるために、副業はすべきだと思います。
前にも「副業ってどんなものがあるの?何から始めればいいの?」で書きましたが、
個人事業型の副業をすることは、あなたの出来ることの幅を大きく広げてくれます。
社員の視点と経営者の視点は全く違いますが、経営者の視点がわかった上で会社の仕事を進めると、思った以上の成果をあげることもできますよ。
①会社の給料も複数の収入源のひとつとして、会社をうまく利用する
②会社にいる間は「ひたむきさ」「誠実さ」「奥深さ」で仕事をこなす
③会社からあなたが求められている仕事をしっかりとこなし、会社の業種とは全く関係のないことを、勤務時間外で、会社に迷惑はかけずに副業を行うことはOK