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短期トレンドでエントリーするときの注意点【早めに決済すべき】

「5分足や15分足の移動平均線で見たら下げトレンドなのでショートしたのに、あまり下げずに戻ってきて損切りになることがよくある・・・」

「トレンドに乗るにはどうすればいいの」

 

今回はトレンドを長期と短期に分けたうえで、それをどう活用すればいいのかについて書いていきます。

 

今回の記事の内容

 

・短期のトレンドと長期のトレンドを確認するには?
・選択した時間軸とトレンドを変えない
・短期トレンドのところでエントリーするときの注意点

 

この記事を書いている私は、平日はサラリーマンをしながら帰宅後の20時頃からトレードに参加しています。

今年に入って少しずつですが利益を積み上げることができています。

6月末現在でトータル21.8%、月あたり平均3.6%の増加です。

年換算では43.6%・・・年末にはこの利率を越せるように積み上げていきます。

 

他のトレーダーの皆さんと比べると少ないかもしれませんが、銀行の定期預金などは年0.002%なので、定期預金の2万倍の運用ができています。

 

 

先日、チャートにトレンドがないときに無理すると・【ドカンと往復ビンタ】

という記事を書きました。

トレンドがないときには基本的にはエントリーしないほうがいいという内容でした。

 

が、大きなトレンドが発生していなくても、短期的な時間軸で見てみるとトレンドが発生することがあります。

このような場面でエントリーするときに気をつけるべきポイントを解説します。

 

 

短期のトレンドと長期のトレンドを確認するには?

 

チャートにトレンドがないときに無理すると・【ドカンと往復ビンタ】にも書きましたが、トレンドを確認するには「移動平均線」を見ます。

あと、時間軸を「短期」と「長期」で分けてざっくりと把握しておくと、「この後はこう動くかも」ということが少しは見えるようになってきます。

「短期」と「長期」はトレーダーによっていろいろ分け方があると思いますが、私の場合は

「短期」・・・1分・5分のチャートを基準にトレードを組み立てる

「長期」・・・15分・1時間のチャートを基準にトレードを組み立てる

としています。

 

長期トレンドは1時間足チャートを見ています。

①日足短期移動平均線

②4時間足短期移動平均線

③1時間足短期移動平均線

これらの3本の移動平均線がすべて同じ方向に向いていれば、その方向に「トレンドが発生している」とみることができます。

グリーンの矢印のところでは、上昇トレンドが発生していますね。

オレンジのWのところは方向感がない状態とみることができます。

 

 

短期トレンドは、1分足や5分足チャートを見ています。

左上が15分足チャート、右上が5分足チャート、下の横に長いのが1分足チャートです。

5分足チャートには

①5分足短期移動平均線

②15分足短期移動平均線

③1時間足短期移動平均線

を表示させていますが、見ての通り、同じ方向を向かずにバラバラですね。

 

この状態では「トレンド(方向感、流れ)が発生していない」とみることができます。

 

なので、基本的には長期トレンドを確認したうえで、そのトレンドと同じ方向に短期トレンドが形成されそうなときにエントリーすることが大事です。

 

ですが、長期トレンドがあまり出ていないところで、短期トレンドは発生する場面があります。

ポンド円の場合、短期トレンドの発生したところだけでも5~10pipsは利確できるところがたまに出てきます。

 

資金管理さえしっかりとしていれば、エントリーしてもいいと考えています。

してもいいのですが、注意しないといけない点があります。

 

 

短期トレンドのところでエントリーするときの注意点

 

ずばり、利が乗れば早めに決済するということです。

 

今回エントリーした場面です。

 

小さなダブルトップからショート
ポンド円 19時前から下げてきて東京時間の安値を下抜けた後、戻しているところでした
小さなダブルトップのネックライン下抜けで15000ショート

1時間足チャートでは上昇トレンドっぽくも見えるのですぐに利確 ありがとうございます

+4.7pips +705円 207986円

 

エントリー時のチャート

右上の5分足チャートでみたときに、15分足・5分足の短期移動平均線が下向きなのと、東京時間の安値(グリーンの水平線)を下抜けていたので、短期トレンドとしては下げ方向とみて、下の1分足チャートで小さなダブルトップ(オレンジのM)のネックライン下抜けでエントリーしています。

で、利が乗ったところで早めに決済しています。

 

なぜかというと、

1時間足チャートで見ると、グリーンの日足短期移動平均線が上向きなのと、昨日から高値安値を切り上げて上昇トレンドになっています。

1時間足トレーダーや4時間足トレーダー、日足トレーダーが「上昇するのでは?」と考えて買い(ロング)エントリーしてきそうなチャートだからです。

 

決済後のポンド円の動きです。

左上が15分足チャート、右上が5分足チャート、下の横に長いのが1時間足チャートです。

決済したところからもう少し下げていた場面もありましたが、その後急騰しています。

横に長い1時間足チャートでも、安値の切り上げが継続している形です。

 

もし、今回のエントリー後に「短期のトレンドが下向きだからもっと下げるはず」と考えて決済せずに様子見してしまっていたら、前回と同じような「ドカン」の損切りになってしまっているはずです。

 

 

なので、まずは長期トレンドを確認したうえで、そのトレンドと同じ方向に短期トレンドが形成されそうなときにエントリーするのが一番です。

今回のように長期トレンドと逆方向の短期トレンドに乗る場合は、長期トレンドの大きな波が来る前に早めに決済すべきです。

 

 

 

・長期トレンドと短期トレンドが同じ方向の場面でエントリーする

・短期トレンドだけでエントリーする場合、長期トレンドの波が来る前に早めに決済

 

 

 

 

今日の結果

1勝      4.7pips  705円  @4.7pips  705円
0敗      -0.0pips  -0円  @-0.0pips  -0円
1回      4.7pips  705円

勝率  100.0%
リスクリワード比率  -(pips) -(円)

今月のトータル

9勝     58.0pips   6,818円  @6.4pips  758円
2敗     -27.3pips  -5075円  @-13.7pips  -2,538円
11回     30.7pips   1,743円

勝率 81.8%
リスクリワード比率  0.47(pips) 0.30(円)

月初資金残高  176,243円 +30,000円資金追加 =206,243円のスタート
現時点資金残高 207,986円  増加1.0%

 

長期のトレンド、短期のトレンドをしっかりと見極めて、淡々とエントリーするようにしていきます。

 

今日もお読みいただき有難うございます。

少しでも参考になれば・・・。