アメリカのある大学で卒業生100人にアンケートした20年後の結果
1950年代にアメリカのある大学で、卒業生100人に次の3つのアンケートがありました。
①あなたは目標を持っていますか?
②その目標について、達成までの計画を立てていますか?
③それをいつでも見えるようにしていますか?
この3つの質問に「はい」と答えた学生が3人いたそうです。
その卒業生を20年後に追跡調査したところ、「はい」と答えた3人はいずれも、「仕事に成功」「健康状態は良好」「幸せな結婚生活」と理想的な人生を送っていたとのこと。
しかも、この3人の総資産は、他の卒業生全員の総資産合計とほぼ同じだったとのことです。
ソフトバンクの孫社長の「人生50年計画」
ソフトバンクの孫社長は、19才のときに10年ごと60才代になるまでの「人生50年計画」があったそうです。
20代で名乗りを上げ
30代で軍資金を最低1000億円貯め
40代でひと勝負し
50代で事業を完成させ
60代で事業を後継者に引き継ぐ
今の日本人で、ソフトバンクを知らない人っているのでしょうか?
今回はあなたの人生をより思い通りに進めることができる「ライフプラン・人生設計」の重要性について書いていきます。
以前、会社の社員25人ぐらいに次のような質問をしてみました。
「今までの人生、思い通りの人生だ」と思う人は?
見事に全員から「思い通りの人生ではない」との答えが返ってきました。
みな、なにかしら思い通りではないと考えているようです。
ですが、そもそも思い通りの人生というのは全員歩んでいます。
日々あまり考えずに過ごしているということも、そうしたいということをあなたが無意識に考えていることなので、思い通りの人生ということです(禅問答みたいですが・・・)。
ただ、自分自身のライフプランを考えることによって、あまり考えずに日々惰性で過ごす人生よりも確実に楽しい人生を歩むことができるようになると思います。
ライフプランを考えるときには、私はそうでしたが、基本的に楽しいことを考えるはずなので…。
5年後10年後やその先の人生を見据えたうえで、今何をするべきなのかを考えながら生活することができるようになります。
先ほどのソフトバンク孫社長のように壮大な人生計画を立てなくとも、ざっくりとでもいいので、ライフプラン・人生設計があるほうが、今何をすればいいのかがわかるので、あなたのすることがブレずに人生を進めていくことができるようになります。
ライフプランを作っている人と作っていない人では、行動力が全然違います。
ライフプランがなければどこに進んでいるのかがわからなくなるからです。
ライフプラン・人生設計をする上で大事なことは次の3つです。
①目標を設定する
②期限のある、具体的な数値目標と現実的な行動予定を立てて動く
③動いたことを定期的に確認して修正
いわゆる「PDCAサイクル」ですね。
2020年もちゃんと目標通りに進めていくために、今回はこんな手帳を購入。
マンダラチャートをベースにしたマンダラ手帳という手帳です。
マンダラチャートとはこんなものです
アメリカ大リーグエンゼルスで活躍している大谷選手の高校時代に立てた「ドラフト1位8球団」の目標
引用:https://newspicks.com/news/893396/body
「ドラフト1位で8球団から指名を受ける」という目標が一番真ん中にあり、その周りに大項目として次の8項目が書かれています。
・体づくり
・コントロール
・キレ
・メンタル
・スピード160km/h
・人間性
・運
・変化球
それぞれの8項目について、どうすればその項目が達成できるのかを外側の枠に細かく記入されています。
高校生の時にこれを考えて行動していたとは、さすがですね。
この9マスのチャートは仏教での曼荼羅図を原点に、経営コンサルタントの松村寧雄氏(クローバ経営研究所)によって開発されたものです。
マンダラチャートをベースに作られた手帳が 2020年 マンダラ手帳 A5サイズ(キャメル) です。
マンダラチャートのわかりやすい本は 仕事も人生もうまくいく! 【図解】9マス思考マンダラチャート という本です。
普通の手帳では
年間計画 → 月間計画 → 週間予定 というような流れになっていますが、マンダラ手帳では
「人生百年計画」→「人生計画」→「ビジネス計画」→「年間先行計画」→「月間企画計画」→「週間行動計画」という流れで、計画を落とし込んでいきます。
特に、「人生百年計画」「人生計画」では、健康、仕事、経済、家庭、社会、人格、学習、遊びの8分野について目標を設定します。
この8分野についてはそれぞれバラバラに考えがちですが、ひとつのシートに記入してみると連動して考えないといけないなと思うことがよく出てきます。
仕事をする以前に健康が一番大事だということを再認識できるし、家庭がうまくいっていないとしっかりと稼ぐこともできません。
仕事だけでなく遊びも大事な要素です。
これらをバランスよく計画に落とし込んでいけます。
「人生百年計画」
10年刻みで各10年ごとに大雑把に8分野の目標を設定
「ビジネス計画」
「仕事」の分野についてさらに詳しく目標設定
少し値段も高いのですが、「人生百年計画」や2020年の「人生計画」に落とし込んでいくと、自然と今すべきことは何なのかがわかってきます。
ちなみに、私の今年の目標は「毎日継続して積み重ね」と「一点集中」です。
常にこの手帳を見返しながら、「年末には目標はすべて達成できた!」となるように日々を大事にしていきます。
今日もお読みいただき有難うございます。
少しでも参考になれば・・・。