FX

トレードと脳の関係

 

 

・マイルールでのエントリーポイントでエントリーしない

・マイルールでのエントリーポイントではないのにチャートが動き出したので飛びついてエントリーしてしまう

・エントリーして思う方向に進んでいるのにチキン利確

・エントリーして思う方向と反対に進んで損切りポイントに到達してもカットしない

等々ありませんか?

私はよくやってしまいます(汗)。

 

結論を言うと、脳の構造に合った判断ができていないからです。

 

 

 

脳は下図のように、大きく3つのパートに分かれているようです。

出典images.huffingtonpost.com

 

脳幹・・生命活動を司る一番基本的なところ

呼吸、睡眠、体温などを管理するところで、ヒトが生きていくために最低限必要な活動、本能を担当している部分

 

大脳辺縁系・・感情を司るところ

やる気、食欲などの感情機能を担当している部分

 

大脳皮質(新皮質)・・知的活動を司るところ

思考を理性的、理論的に考える部分

 

 

生物としてニンゲンが進化する過程で

①脳幹 → ②大脳辺縁系 → ③大脳皮質(新皮質)

という順番に機能が追加されて今に至っていると考えられています。

この3つは密接に絡んでいます。

 

脳を理性的・理論的に働かせるためには、大脳辺縁系の感情脳・脳幹の生命脳を整えておかないと大脳新皮質は機能しないということです。

何日も徹夜をしたあとに、何日も食事をしていないときに、理性的な判断を求められても、難しいと思います。

「とりあえず寝させろ」「とりあえず何か食わせろ」となるはずです。

 

トレードに当てはめて考えてみても、疲れていたりストレス値か高い状態でチャートを見ていても、そもそも大脳新皮質が担当している理性的な判断はできないということです。

で、自分では理性的に判断していると思っていても大脳新皮質が担当せずに、脳の判断では感情が優先してしまうため、チャートが動いているところで飛び乗ってしまったり、損切りポイントなのに戻ると思ってそのまま様子見して損が増えてしまったり・・・。

 

・あまり睡眠がとれていない

・お酒を飲んでトレードをする

・嫌なことがあってイライラしたままチャートを見る

・次のトレードで負けを取り戻さないと・・・

 

こんな状態では理性的な理論的な判断はできないので、損をしないためにも、一旦チャートを閉じて体調や感情を整えることが大事です。

 

マイルールを守るということは、感情的に動くのではなく理性的に考えて判断するということです。

そのために、チャートをみただけで「感情的に」判断するのではなく、紙に今の状況を書き出したうえで「理性的に」確認したうえでエントリーしていいのかどうかを判断する必要があります。

書き出してみると、それを自分の目で再確認できるため、より理性的に判断することができるようになりますよ。

 

 

 

今日もお読みいただき有難うございます。

少しでも参考になれば・・・。