サラリーマン

新たな一歩を踏み出すための、PDCAサイクルと守破離とは?

 

私は今までに何度も経験しましたが、あなたはこんな経験はありませんか?

〇新しいことを始めようと計画を立ててはみるもののなかなか思うように進まず
〇そもそも何をすればいいのかわからず、結局何もせずで終わってしまったり・・・
〇会社で少し立場が上がったが、何をすればいいのかわからないので上司からは怒られ部下からは・・・

前回は「目標設定を当たり前にして収入を増やすには?」についての内容でしたが、目標を達成するまでの流れは基本的には「PDCAサイクル」になります。

 

「PDCAサイクル」とは

あなたもお聞きしたことはあると思いますが、「PDCAサイクル」とは、

「目標を設定する」 = PLAN(プラン、計画)

「目標を達成するための準備や行動をする」 = DO(ドゥ、行動)

「定期的に目標に対しての進捗を振り返り」 = CHECK(チェック、確認)

「目標に対しての行動を調整修正する」 = AJUST(アジャスト、次の動き(調整))

「目標達成する」

「目標を設定する」 = PLAN(プラン、計画)





という順番にサイクルを描きながら、仕事を進めていったりすることです。

今は「PDCA」について書かれた本もたくさん出版されています。

しかし、言葉でいうのは簡単ですが、PDCAサイクルを活用できている人は少ないようです。

人は、無意識に現状維持をするように行動するので、今までしたことがないことや新しいことを始めたりすることに無意識で抵抗するので、何もせずに終わってしまうということがよくあるようです。

 

守破離とは?

日本では茶道や武道等において「守破離」という言葉(考え方)があります。

 

守・・・師匠に言われたこと、型を「守り」ながら、まずはやってみる

破・・・いわれた型に自分の出来ること、得意なことを追加することにより、より良いと思う型をつくり既存の型を「破る」

離・・・既存の型から「離れて」オリジナルの型を確立する

 

この考えは仕事やスポーツ、勉強、遊び等いろいろなことに当てはめることができます。

 

守:支援のもとに作業を遂行でき、自律的に作業を遂行できる(半人前~1人前)

基本的なこと、社会人として当たり前のこと、ビジネスマンとして当たり前のこと

 

破:作業を分析し改善・改良できる(1.5人前)

マネージャークラス 部署を取りまとめる 他部署と連携調整できる

 

離:新たな知識(技術)を開発できる(創造者)

新たなサービスを考え取り入れたうえで事業化(利益計上)できる

 

守破離にPDCAを当てはめると

この守破離にPDCAを当てはめると次のようになると思います。

守 = DO 行動
破 = CHECK 確認、AJUST 調整
離 = PLAN ステップアップした計画

 

『まずはほんの少しだけやってみる 行動してみる』ことからスタートしてみる。

DO 行動 → CHECK 確認 → AJUST 調整 → PLAN ステップアップした計画 → DO 行動・・・

という流れを取ればスムーズに進めることができ、自分が望む人生を少しずつ引き寄せることができると思います。

 

あなた自身の人生です。現状のまま流される選択肢もあります。「PDCAサイクル」とか正直なところ手間でめんどくさいので、今のままでいいと考えるかもしれません。

 

しかし、「現状維持でもいい」ということは、社会人としては「給料はいまのまま変わらなくていい」ということと同じことだと思います。

どんな小さな一歩でもいいと思います。少しだけ踏み出してみては・・・。

 

今回のまとめ

①基本的にはPDCAサイクルを活用して目標を達成していく

②なかなか新たな一歩を踏み出せない場合、「守破離」の考えでまずは「DO」

③現状維持=収入は上がらなくてもいい・・・ほんとうにいいですか?