サラリーマン

その分野で一流になる方法

 

 

誰でもその分野で一流になるには

1万時間理論という考えはご存知ですか。

ある分野でそのことを1万時間やり続けると、

誰でもその分野で一流になれるという考えです。

1万時間というとどのくらいなのか。

1日  8時間
1ヶ月 21日
5年 60ヶ月

8×21×60=10800時間

 

サラリーマンとして考えてみると、約5年弱です。

1日3時間だとすると、3333日なので約9年ちょっと。

サッカーや野球などのスポーツ、自分の仕事、トレード、どんなことにでも当てはまるようです。

そりゃそうですよね?

いきなりサッカーの本田選手のようになれるわけもないし、

大谷翔平選手のように投げて打てるわけもないし・・・。

 

「楽して簡単に儲かる」「仮想通貨で自動的に億万長者」?

自分の今している仕事にしてもそうだと思います。

 

ところが投資(トレード)や仮想通貨になると、

「楽して簡単に儲かる」「仮想通貨で自動的に億万長者」「このICOで億り人になれる」

等々の文言がネットにあふれているので、ついつい本質が見えなくなり簡単に手を出し、今までがんばって稼いだお金をすべてつぎこんでご愁傷様・・・。

でも人間って楽で簡単なほうに流れますよね?

私も流された一人ですから。

 

 

ただ、流されて相場の世界でもみくちゃにされながらもあきらめずに自分で改善点を考え、少しずつでも階段を上り続けるか、途中であきらめて「やっぱり投資は怖いで。家訓にしとかな。」みたいに相場の世界から吹っ飛ばされて脱落するかはこの「1万時間理論」を知っているかどうかで変わってくると思います。

実際私も、トレードにおいて何をしてもダメな時期がありましたが、後から考えてみると、相場のことを考えている時間が大体1万時間ぐらいのころから、なんとなく光が見えてきたような気がします。

あきらめるのは簡単です。1万時間ってめちゃくちゃ長いように思います。

でも人生80年としたら約70万時間。

人生の70分の1を費やして努力して、サラリーマンならもし会社が倒産してもとりあえず相場で食っていける、副業で何かして稼げていたら食っていける、というレベルになっていたら、毎日の生活にずいぶん余裕が出ると思います。

ただ、単に1万時間やり続ければいいというわけではなく、1万時間を費やす内容によります。

 

それが好き?

 

まずはそのことが「好き」かどうか。

しなければいけないという義務ではなく、本当に好きかどうか。

好きじゃないと1万時間も続かないと思います。

ちなみに私はチャートを見るのが大好きです。

トレードは2画面で行っていますが、左側の画面にはいつもチャートが表示されています(土日の休日でも)。

 

あと、ほんの少しずつでもいいので、昨日よりも進んだ思考、行動をすることです。

たとえば、もし損切りができなかったり遅れてしまうことがあれば、今日は何があっても決めた損切りポイントで切るということをしてみる。

また、逆に損切りが続いてエントリーすることができずに指をくわえてみているだけという状態だった場合は、次にエントリーポイントがきたときには自分がAIマシンとなったかのごとく何も考えずにクリックしてみる。

で、実際にできた場合もできなかった場合のときも、その瞬間に自分自身でどんなことを考えていたのかをメモして見直して行く。

正直言って、自分の取引記録を詳細に記録していくことはとてもめんどくさいことです。

そのめんどくさいことを積み重ね、昨日よりもたとえ1ミリでも先に進んでいくということを続けていけるかどうか。

だらだらと1万時間を費やしても何も残らないと思います。

 

 

「ほんとうに相場が好きか?」「本当に今の仕事が好きか?」

「昨日よりも少しだけ進化した思考、行動をとり続けれるか?」

(と、いつも自分に言い聞かせています。)

 

今日もお読みいただき有難うございます。

少しでも参考になれば・・・。